登山ってどんな格好で行ったらよいのでしょうか?特に決まりが有る訳ではないですし、目的によって、環境・時期によっても変わってきますのでその時最適な物を選ぶべきなのですが、基本的な所では共通点が有ります。上からいきますと帽子は必需品で有ると思います。直射日光を避け、日射病から頭を守るという事ですね。山では街や都会に比べ太陽光がガスなどの遮断物が無く、紫外線がきつい場合も有ります。また長時間日差しの中にいるので紫外線を受け続けるという事でも日射病のリスクは高いと考えるべきです。

サングラスは人それぞれですが、直射日光が苦手な方は用意すると良いかもしれません。次にシャツ・上着ですがシャツは通気性の良いもので、夏でも一つ重ね着できる長袖の上着は持っておいた方が良いでしょう。山の天気は変わりやすく、また標高差によって変わるので、気温差が街より出ると考えた方が良いでしょう。通気性・発汗性の良いシャツでは逆に体温を奪っていくスピードが速いので、天気の変わり目では寒気を感じる場合も有ります。登山では重ね着が基本で、服の着脱によって自分の体温・体調の変化のケアはなるべくマメに行うべきです。ケアを怠り放っておくと致命的なミスに繋がる危険性も有ります。

軍手・手袋も用意しておくと良いでしょう。場所によっては手を使ってよじ登る場面も出て来る可能性も有ります。また冬登山では手を冷やさない事も重要な事の一つです。体温は手先・足先から失われていくので状況によっては手が動かなくなる可能性も有ります。タオルも必需品と考えておいた方が良いでしょう。汗は体温を下げる原因であり、時にそれは必要なのですが、それが逆効果の場合も有ります。状況によって汗を拭きとる用意がしておくべきです。

ズボン・下着ですが、半ズボンの方も夏山ではいますができるだけ長ズボンの方がよいでしょう。半ズボン+レギンスでも良いかとは思いますが、転んで怪我などする危険が登山では高いのでなるべく足を守る事も考えた装備を考えるべきです。虫よけ、草木で足を切る事も考えられますのでやはり長ズボンの方が良いですね。素材としてはやはり通気性・速乾性・耐久性の有るものが良いですね。

最後は靴下ですが、シーズン共通してた厚手のものが基本です。もちろん冬の方がより厚手のものの方が良いでしょうが夏でも多少厚手のものになります。これはなるべく足を靴擦れなどから守る事を目的としています。暑く汗臭くなるのが難点ですが、これは避けようがないので我慢しましょう。とは言え発汗性にすぐれている商品もあるので、機能性を見ながら商品比較してみるのも良いですね。基本はこういった内容になりますので、これを守りつつ、目的に合わせデザイン性、ファッション性も出してみてはいかがでしょうか。