山岳保険って普通の保険と何が違うのでしょうか?登山をする為だけに入らなければいけないの?年に2~3回行くだけでも入らなければいけない?いくらぐらい必要なの?などといろんな疑問が出て来る方が多いと思います。確かに年数回しか行かないものに保険料を払うのはバカらしいという考え方も理解できます。しかし山岳保険の意味合いと、いろんな山岳保険が有るという事を理解すれば、だれでも納得して加入するのではないかと思いますので、ちょっと詳しく説明をしていきましょう。

まず山岳保険がなぜ必要かというと一番大きな意味合いは遭難に対する保険という事です。登山人口は年間500万と言われ、その内遭難は2000~2500件。パーセンテージで言えば0.05%、2000人に1人の割合、しかも遭難者の内50~60代の割合が70%ぐらいという数字を見ると、う~ん、必要か、と思うかもしれませんが、遭難した際のリスクから考えていきましょう。遭難自体命の危険に直結するものですし、命を落としたら保険も何もあったもんじゃないですが、まず捜索をしてもらわないといけません。その捜索費用というのがとても大きいのです。

良くニュースでヘリコプターが出て100人体制の捜索隊が、などと報道されていますが、ヘリコプター1台を数時間飛ばすとそれだけで数十万掛かります。捜索隊の経費も1日1人当たり1万くらい掛かります。これで数日間捜索したとなると、もうお分かりだと思いますが数百万円の経費が掛かるのです。それを実費だけで支払う事になるのはとても大変ですよね。その為の保険なのです。次は保険料なのですが、保険にもいろいろタイプが有り、スタンダードなタイプでも年間で5,000円くらいです。月額でみたら500円弱ですね。

また1回1回掛け捨てできる保険も有り、1回500程度でできます。この保険は登山現地で加入できる所も有ります。年数回しかいかない方でも1回500円と考えればそう高いものではないでしょう。確かに確率的には非常に少ないですが、いざという時にすごい経費を支払わなければいけない事を考えれば、実に小さい出費ではないでしょうか?

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