登山と言いましても、いろいろな登山が有ります。まずいろいろな山が有ります。低い山もあれば、高い山も有りますし、家の裏山も有れば、そびえる連峰も有ります。山道だってなだらかに木漏れ日の続く道もあれば、険しく道なき道をよじ登る人だっているんですね。まあ山はいろいろ有る訳ですが、そこは登山する人の目的に合わして山を選べばいい訳なんですが、いろいろな登山が有るという事は知っておくべきです。なぜなら、それによって使う道具・装備も全く違ってきますし、準備も違ってきます。選ぶ山、同じ山でも選ぶ山道が違ってくるのです。

山は危険が潜んでいるという事を絶対に忘れてはいけません。同じ登山でも間違った道具・装備で間違った所に行ってしまえば、生命を脅かしかねない危険が待ち受けているという事を念頭に置いておくべきなのです。ですから特に初心者の方は、自分がどういう目的に登山をしたいのかを明確にし、それに合った道具選びから始め、山選び、登山プランを立てる事がとても重要なんですね。例えば用語としてトレッキングと登山て何が違うのという意見が良くあるのですが、実際、その線引きは難しいのですし同義語で扱う事もしばしば。でもやっぱり道具選びなんかでは区別しておかないと間違いのもとになったりするんですね。

では、登山の種類を簡単に説明しますと、①ハイキング、これは登山目的というより自然の中を散策し、みんなで楽しい時間を過ごすという意味合いが強いでしょう。次に②トレッキング、これは登山そのものが目的というより、運動目的に歩く事を目的として登山をすると言った方が正確でしょう。運動目的ですので、山道も有る程度整っている所を選ぶ場合の方が多いです。③登山、これは幅広い意味で使われるので、説明しにくいですが、いろいろな目的で山を楽しむと言って良いでしょう。しかしこの中には山道を歩くだけ無い場合のあるので、登山靴などにはいろいろ種類が出てきますね。

④ピークハント、これは山頂を目指す事を目的として、競技や山頂という目的をあえてもたした楽しみ方ですね。⑤クライミング、素手で岩壁をよじのぼる競技、娯楽です。これを登山の過程一つと捉える人もいるようですね。大まかに言うとこういう分け方になりますが、それぞれ道具、装備、準備が全く違ってきますので、簡単に登山用具と思って違ったものを購入してはいけないという事ですね。もちろんどんな楽しみ方をするかはあなた次第ですので、どういう入りかたでも良いのでしょう。ただ中には相当準備が必要な物もあるので注意しなければいけませんね。